謎解き好きの皆さん、こんにちは!
今回は、これまでに読んできた100冊以上の謎解き本の中から、特におすすめの「謎解き本」を厳選して10冊ご紹介します。これを読めば、あなたの次のお気に入りが見つかること間違いなしです!
謎解きファン必読!厳選したおすすめの謎解き本【10選】
今回ご紹介するのは、私が自信を持って推薦する本ばかりです。中には、すべてを解くのに数日を要した作品もあり、寝不足必至の魅力が詰まっています。
まだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
1.リアル脱出ゲーム presents 究極のクロスワード本
「謎解き本」というジャンルでありながら、トップバッターは「クロスワード本」です。この本には20問以上の様々なクロスワードパズルが収録されており、どの問題も非常に解きごたえのあるものばかりです。
この本は2016年の年末に出版されましたが、2017年の正月三が日にはこれ以外何もしなかったほど、没頭できる作品でした。最後の問題に至っては「お見事!」としか言いようがありません。
「謎解きじゃないからなぁ〜」と思って避けていた方も、絶対に手に取って損はない一冊です。
2.5分間リアル脱出ゲーム人生
「5分間リアル脱出ゲーム」シリーズの3作目『人生』。すべての謎を解き明かしたとき、そのタイトルに込められた深い意味に気がつくことができます。
このシリーズの中でも特にクオリティが高く、シリーズ最高傑作とも言える一冊です。ストーリーと謎解き、両方を楽しみたい方には特におすすめです。
3.すごいことが最後に起こる!イラスト謎解きパズル
本書は、今や知る人ぞ知るSCRAPコンテンツディレクターの荒浪祐太(あらなみゆうた)さんが手がけたパズル本です。荒浪さんのインパクトは非常に強く、「あらなみ本」という愛称でも親しまれています。
この本に収録されたパズルは、どれもルールは分かりやすいのに、簡単には解けない、一筋縄では行かないものばかりです。
そして、タイトルにある「すごいことが最後に起こる!」というのは、本当にすごいことが起こるので、ぜひご自身で実際に体験していただきたいです。
なお、近所の大型書店では見た目の問題からか「児童書コーナー」に置かれていましたが、内容は完全に児童向けではないため、購入の際はご注意ください。
4.リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本
本書は、SCRAPの出版専門レーベル「SCRAP出版」の第1作目として発売されました。新しいレーベルの第1作目ということで、非常に力の入った、まさに「究極」の一冊と言える謎解き本です。
この本は「純粋に謎だけをとことん解きたい!」「物語は必要ない!」という謎解きと真っ向勝負したい方には絶対におすすめの一冊です。SCRAPと真っ向勝負するような、非常に難解な謎解きが多数収録されています。
なお、この本の4年後には「究極の謎本2」も出版されていますので、ぜひ1と2の完全制覇を目指してみてはいかがでしょうか。
5.リアル脱出ゲームブックvol.3 滅びゆく魔法書からの脱出
5冊目は、SCRAP出版より「ゲームブック」の紹介です。
この作品は「SCRAPゲームブック史上最大ボリューム」と謳われるほどの長編ストーリーに挑戦できる一冊です。私自身も、毎日少しずつ進めて3週間ほどかかりました。
ゲームブックはストーリーが主体なため「純粋に謎解きだけ楽しみたい」という人には向かないかもしれませんが、物語に没頭したい人にはぜひ挑戦してほしい作品です。
6.京大生と頭脳バトル 謎解きアカデミー
これまでSCRAPの書籍ばかりでしたが、ここでSCRAP以外の書籍を紹介します。
本書は京都大学謎解き制作団体ハードナッツの作品で、5分間リアル脱出ゲームのように章立てになっており、それぞれの章が小謎→大謎という仕組みになっています。
章の数も多く、章ごとに謎解きのバリエーションも豊かで、解いていて飽きのこない内容となっています。難易度もちょうどよく、一つ一つが丁寧に作られている印象を受けました。
なお、シリーズ2作目の「謎解きアカデミー2」も出版されているので、本書が気に入った方は、ぜひ「2」にも挑戦してみてください。
7.SCRAPちょいむずナゾトキBOOK
本書はSCRAP出版から発売された、エニグマくんが表紙の謎解き本です。
過去に出版された同シリーズの「ひらめきナゾトキBOOK」や「いじわるナゾトキBOOK」とは内容が大きく異なり、「後半の謎はすべて、前半の謎を使い回す」という驚きの仕掛けがあります。
可愛らしい見た目とは裏腹に、緻密に考えられた謎解きが詰まっており、謎解きファンには必読の一冊です。
8.十人の憂鬱な容疑者 素敵なパーティ、死体がふたつ
このゲームブックは、SCRAP出版が立ち上がる前にSCRAPから出された本です。出版レーベルはリットーミュージックですが、まぎれもなくSCRAPの作品です。
本書は、他のゲームブックシリーズと同様に、物語と謎解きが合わさったものですが、特に「ギミック(仕掛け)」が魅力的な作品です。最後の謎解きに「おーーー!」と驚くことは間違いないです。
なお、同じタイトルのリアル脱出ゲーム「十人の憂鬱な容疑者」とは内容が異なるので、ご安心ください。こちらのゲームもリアル脱出ゲームの中では非常に異色な作品なので、ぜひ機会があれば参加してみてください。
9.リアル脱出ゲームブックvol.2 ルネと秘宝をめぐる旅
本書は、「リアル脱出ゲームブックvol.1 ルネと不思議な箱」で初登場した少女ルネが主役のゲームブックの第二弾です。
ルネは、SCRAPが誇る人気リアル脱出ゲーム「沈みゆく豪華客船からの脱出」でも重要な役割を果たしており、本作品では、その後の彼女の物語が描かれています。
この本を遊ぶにあたっては、もちろん過去作品を体験していなくても楽しめるストーリーになっていますが、第一弾の書籍、および前述のリアル脱出ゲームをプレイしたことがある方には、ルネの成長がうかがえる素晴らしいストーリーとなっています。
なお、リアル公演では声優の花澤香菜さんがルネの声を担当していたので、脳内再生ボイスを花澤さんにすると、より楽しめるかもしれません。
10.パズルの中のSOS 囚われのパズル作家を救い出せ!
最後に紹介するおすすめの一冊は、町田あやさんの「パズルの中のSOS」です。
この作品は二部構成になっており、「第一部」では主人公である青年の物語が進んでいきます。マンガで描かれているので、読みやすく、謎解きもそこまで難しくはありません。
しかし、「第一部」の終盤には読み手を巻き込む仕掛けが施されており、現実と物語が絡み合っていく展開は、他の謎解き本では味わえないものとなっています。
大手のSCRAPなどではなく、出版年も2016年と少し前の作品のため、書店では見かけることは少ないかもしれませんが、Amazonなどではまだ入手できますので、謎解きファンの方はぜひチェックしてみてください。
ただ、注意点として、作中の重要なURLがいくつかリンク切れしているので、プレイする際は「公式サイト」のお知らせページをご確認ください。
以上、謎解き好きにはたまらない必読の謎解き本【10選】でした。
最後に、私が制作した『1分間謎解き』シリーズもご紹介します。
Kindleで販売中のこのシリーズでは、「初心者でも楽しめる謎解き」や「1分で解ける謎解き」が各冊50問収録されていますので、ぜひ挑戦してみてください!
『1分間謎解き』シリーズはこちらから購読いただけます。試し読みも可能なので、ぜひ気軽にチェックしてみてくださいね!
さらに、他にも謎を解きたい方には、以下の記事もおすすめです。それでは、引き続き謎解きをお楽しみください!