このページは「謎解きでよく使う用語」について、五十音順にまとめています。
[あ行][か行][さ行][た行][な行][は行][ま行][や行][ら行][わ行]
あ行
大謎(おおなぞ)
一番最後に待ち構えている謎のこと。この大謎を突破できた者だけが、脱出成功の称号を得られる。
「二段落ち」には要注意。
か行
コトコトコー
リアル脱出ゲームで残り10分になると流れ出す曲の通称。正式名称は「残り10分のテーマ」。しかし、音源の長さは40分以上ある。毎日聴いてると、いつでもうっすらと聴こえる「幻聴」を体験できるとかできないとか。
OTOTOY でバージョン違いが試聴可。REGAME「新・人狼村からの脱出」ver.の音源はかなり荘厳。
小謎(こなぞ)
一番最初に解く問題のこと。難易度は控えめだが、分量が多いので「役割分担」をしながらスムーズに解くことが大事。
「小謎」を「小問(しょうもん)」と呼ぶことはあるが、「中謎・大謎」を「中問・大問」と呼ぶことはない。
さ行
魚の骨(さかなのほね)
「横読み」を参照。
情報共有(じょうほうきょうゆう)
チームプレイにおいて、最も大事な四字熟語のひとつ。情報共有を怠るチームほど成功から遠のくといっても過言ではない。
「役割分担」とセットで使う言葉。
た行
中謎(ちゅうなぞ)
「小謎」を解いたあとに出る謎のこと。
複数ステップ用意されることもあり、思わぬ部分で詰まってしまうことも多々あり。
な行
南京錠(なんきんじょう)
よく宝箱やドアにかかっている錠前。開けるためには必ず「鍵」が必要。
「南京錠」という名前の由来は、昔の日本では「外国から渡来したもの」に対して「南京」という名を冠する慣習があったことから(「落花生=南京豆」と同じ由来)。
ナンバーロック(ダイヤル錠)
よく宝箱やドアにかかっている錠前。開けるためには「数字(3桁 or 4桁)」が必要。「ダイヤル錠」とも呼ぶ。
「3桁」の錠前は100均などで簡単に手に入るが、「4桁」の錠前は意外と値段が高い。なので、もし開けられなくても強引に操作して壊さないように。
二段落ち(にだんおち)
「大謎」で一度導き出した答えの先に「真の答え」が用意されていること。
解説時に司会が言う「本当にそれでよかったのでしょうか?」に悲鳴をあげた参加者はかなり多い。
は行
覆面算(ふくめんざん)
「小謎」でよく見かける謎のひとつ。計算式が合うように、記号や文字に数字を当てはめるパズル。
高い計算力が求められるので、数字が苦手な人は早めにチームメンバーにお願いするのが吉。
や行
役割分担(やくわりぶんたん)
チームプレイにおいて、最も大事な四字熟語のひとつ。役割分担ができないチームほど、常に制限時間に追われてしまうといっても過言ではない。
「情報共有」とセットで使う言葉。
横読み(よこよみ)
「小謎」の答えをすべて解答用紙に記入したときにメッセージが出る仕掛けのこと。答えの一部を横に読むので「横読み」と呼ばれる(そのまま)。
真ん中から上下に広がる形状が魚の骨に似ていることから、これを「魚の骨」と呼ぶ人もいる。もし周りに「魚の骨」と言ってる人がいたら、その人は間違いなく古参プレイヤー。
ちなみに、リアル脱出ゲームではじめてこの仕掛けが使われたのは「終わらない学級会からの脱出(2009年初演)」。
ら行
リアル脱出ゲーム(りあるだっしゅつげーむ)
株式会社SCRAPが運営する「体験型ゲームイベント」のこと。
簡単に言うと「参加者自身が物語の主人公として、閉鎖空間や危機的状況の中、限られた時間内で仲間と協力し、謎を解き明かして脱出する」というゲーム。
なお「リアル脱出ゲーム」という名称は、株式会社SCRAPによって商標登録されているため、同様のゲームを他社が展開する場合は微妙に名称を変えている。
六角レンチ(ろっかくれんち)
ネジを開けるための道具。ルーム型の脱出ゲームでは最頻出アイテムのひとつ。本体が小さいこともあり、探索で見つからずに手詰まりになるチームも多い。
探索が上手くなりたい方はこちらの記事も参照。
わ行
和同開珎(わどうかいちん)
「小謎」でよく見かける謎のひとつ。中央の空白に共通する文字を入れ、上下左右の漢字と熟語を完成させるパズル。名前の由来は、形が日本の古銭「和同開珎」に似ていることから。
ヒラメキより知識が問われるので、漢字が苦手な人は早めにチームメンバーにお願いするのが吉。
「和同開珎」は「わどうかいちん」と「わどうかいほう」の2通りの読み方があるが、謎解き界隈ではもっぱら「わどうかいちん」と呼ばれる。
また、一般的にはこの形のパズルを「熟語パズル」と呼ぶことが多い。