今回は謎解きを作るときの「よくある間違い」と「謎制作者が知っておきたいこと」をお伝えしていきます。
この謎解き、解けますか?
まずはじめに1問出題するので、答えを考えてみてください。
答えは画像の下にあります。

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答えは「りす」でした。

「さんかく」を「3画」に変換して、画数が3画の文字を消すと「りす」と読むことができました。
しかし、この謎解きには「致命的な間違い」が含まれています。
一体、どこが間違いなのでしょうか?
「さいたま」の「さ」は何画?
この謎解きに含まれている間違いは「ひらがなの画数を問うているところ」です。
一般には「あ」は3画、「い」は2画と言えそうですが、実際に「ひらがなには統一された画数の基準がありません」
画数の基準がないことの何が問題なのか?
例えば「さいたま市」という表記の「さ」の文字に注目してみてください。

Googleマップでは「2、3つ目のパーツは離れて」いますが、市役所HPのロゴでは「2、3つ目のパーツは繋がって」います。
このように、ひらがなには同じ文字でも別の表記があり、画数が曖昧になる文字があります。
他には「そ」「ふ」「り」もフォントによって変わります。
この記事の冒頭で使用したフォントは、「さ」の2、3つ目のパーツが離れているので、3画と思って答えを導いていました。しかし、もし市役所HPと同じ形式のフォントを使っていたら、「さ」は本当に「3画」と言ってよいのでしょうか?
冒頭の謎解きは「3画」で消せるものが曖昧であるという問題を抱えていたのです。
画数を使う問題では「漢字」か「カタカナ」を使おう
一応、ひらがなには画数の代わりに筆数(1筆、2筆〜)という言葉が使われることがあります。
しかし「筆数」はあまりメジャーな言葉ではなく、謎解きで使うには不向きです。
この問題を避ける一番の方法は「画数を使う問題では『ひらがな』を使わない」ことです。
冒頭の謎解きも次のようにすれば問題ありません。

「画数」を使う謎解きはよくありますが、このような問題から「ひらがな」を使うことは避け、「漢字」または「カタカナ」を使うようにしましょう。
さいごに
今回は謎解きを作る上で「知っておきたいこと」として、画数の問題についてお伝えしました。
- 「ひらがな」には画数の基準がないこと
- 画数を使うときは「漢字」または「カタカナ」を使うこと
より正確な謎解きを作るために「画数を使った謎解きでは、ひらがなは避けるべき」と覚えておくとよいでしょう。