【ポケモンSV発売記念】リアル脱出ゲーム×ポケモンの歴史を振り返ろう!

2022年11月18日、ポケモン最新作「ポケットモンスター スカーレット」「ポケットモンスター バイオレット」が発売されます!

¥15,790 (2024/11/12 21:50時点 | Amazon調べ)

世界的にも大人気なポケモンですが、このサイトで取り扱っている「リアル脱出ゲーム」とも度々コラボしています。

というわけで、今回はポケモン新作発売を記念して、過去に開催された「リアル脱出ゲーム×ポケモン」の歴史を紹介していきたいと思います!

思い出のゲームを振り返ったり、知らなかったゲームを知るキッカケにしたりしてみてくださいね!

目次

1.リアル脱出ゲーム×ポケモンの歴史

ここから各ゲームを時系列順に紹介していきます。一部「詳細が不明なもの」や「ミニイベント」等は除いています。

①神速のゲノセクトから遊園地を救え(2013年)

はじめは、2013年に東京・よみうりランドで開催された『謎解き×ポケモン 神速のゲノセクトから遊園地を救え』です。劇場版ポケットモンスター『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』のストーリーに合わせて「ゲノセクト」と「ミュウツー」が登場するものとなっていました。

公式サイトでは「小学校3年生程度」から解ける謎となっており、料金は1回300円(またはよみうりランドの各種パス提示)とかなりリーズナブル。

まだタイトルに「リアル脱出ゲーム」の記載がなく、家族で一緒に謎解きしながら「ポケモン」を楽しもうという雰囲気だったことが伺えます。

②ダイヤの国の姫を救え(2014年)

第2弾はふたたび遊園地での開催。前回の東京・よみうりランドに加えて、大阪・ひらかたパークでも開催されました。

こちらはポケモン・ザ・ムービーXY『破壊の繭とディアンシー』の公開記念イベントとして、謎解きも幻のポケモン「ディアンシー」をメインに据えた物語となっていました。

前作同様、小学校3年生程度から解ける難易度で、オリジナルのサンバイザーや、ゴールした人はディアンシーのノートをもらうことができました。

③伝説のポケモンが襲来!?サンシャインシティを救え(2015年)

2015年は遊園地ではなく、池袋サンシャインシティでの無料イベントとして開催。サンシャインシティの施設内を探索しながら謎を解くイベントとなっていました。

この年の映画「ポケモン・ザ・ムービーXY『光輪(リング)の超魔神フーパ』」から、謎解きのメインキャラクターも幻のポケモン「フーパ」となっていました。

私が参加した初のポケモンイベントでしたが、現地には「ルギア」や「パルキア」などのバルーンもあり、かなり盛り上がっていました。

当時の写真(左:受付とバルーン、右:ブラックキュレムが…)

また、このイベント自体は参加無料でしたが、持ち帰り謎として「ピカチュウとおうちで謎解きセット『フーパとかくれんぼ』」の販売もありました。

こちらは「親が『お宝』を家の中に隠して、それを子どもが謎解きで見つける」という内容でしたが、子供向けのわりには結構しっかりめに作られた謎になっていました。

④カラクリ王国を救え!(2016年)

2016年はJR東日本主催のポケモンラリー最新作として「JR東日本 ポケモン謎解きラリー からくり王国を救え!」が開催されました。

こちらは駅でパンフレットを入手後、首都圏の駅を巡りながら謎を解いていくものでした。

映画「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z『ボルケニオンと機功(からくり)のマギアナ』」とのタイアップで、ビジュアルにも「ボルケニオン」と「マギアナ」が映っています。

遊園地→遊園地→商業施設→鉄道ということで「ポケモン謎解き=フィールドワーク」という構図が定番の形になっていました。

⑤ホウオウの試練からの脱出(2017年)

2017年は「リアル脱出ゲーム×Pokémon the Movie 20『ホウオウの試練からの脱出』」が開催されました。

このゲームではじめてタイトルに「リアル脱出ゲーム」が使われ、さらにSCRAP常設店舗での開催となりました(札幌、仙台、下北沢、横浜、名古屋、大阪、岡山、福岡・天神の8店舗)

これまでのイベントとは異なり、一般チケットが2,500〜3,000円かかり、本作からしっかり「公演」という形が取られるようになります。

ただ、形式はやはりフィールドワークのままで、各店舗が「ポケモン研究所」の役割を担っていました。

店舗と周辺地域を何度も往復する必要があったので、参加者の中には疲れ切ってしまった人もいたのではないでしょうか。

⑥風の遊園地からの脱出(2018年)

2018年は再び遊園地での開催。開催場所は東京ドームシティアトラクションズと大阪・ひらかたパークの2ヶ所でした。

前作の「ホウオウ」に続き、本作は「ルギア」がメインキャラクターとなっています。

この頃の映画は『キミに決めた!(2017年)』『みんなの物語(2018年)』と原点回帰作品となっており、リアル脱出ゲームも過去作品の伝説ポケモンが主役となっていました。

ただ、この年は台風の被害が非常に多く、台風21号の影響で大阪の設備が損壊してしまい、開催期間途中で以降の公演がすべて中止になってしまったという悲しい出来事もありました。

⑦ミュウツーの城からの脱出(2019年)

2019年は初の全国ツアー開催となりました。映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』とのコラボ作品となっています。

ここまでずーーーーっとフィールドワークだったポケモンですが、ここではじめての「ホール型公演」での開催となりました。

全国23都道府県で開催されたので、「参加したことがある!」という人も多いかもしれません。

子どもも遊べる難易度の「ファミリーテーブル」形式も採用されていましたが、通常の「スタンダードテーブル」はいつもの公演と変わらないくらい、なかなかの難易度の高さでした。

なお、当時新宿駅では期間限定の謎解きキャンペーンが開催されていました。公式サイトにまだ謎解きが残っていたので、もしよかったら挑戦してみてください。

⑧幻のポケモンの森からの脱出(2020年)

2020年は世界がコロナ禍に見舞われる中、初のオンライン型での開催となりました。

タイトルは「オンラインリアル脱出ゲーム×劇場版ポケットモンスター ココ『幻のポケモンの森からの脱出』」で、こちらも劇場版とのコラボ作品でした。

前作同様「スタンダードコース」「ファミリーコース」が用意され、専用キットとネット環境が必要でした。

「スタンダードコース」は、キットが2種類(東の森・西の森)あり、それぞれの情報を離れた相手と共有しながら謎を解くスタイルとなっていました。

このゲームについては、感想記事があるので、もし良かったらこちらも読んでみてください。

2.今後、ポケモンコラボはある?

2013年から毎年開催されてきたポケモン×リアル脱出ゲームのコラボですが、2021年以降は残念ながら開催がありません。

ここまで振り返ってきた公演を見ても、すべて「劇場版アニメ」とのコラボとなっており、「劇場版アニメの公開→リアル脱出ゲーム公演の開催」という流れになっていることが分かります。

そのため、今後、ポケモン映画の新作が出ない限り、リアル脱出ゲームの新作も出ることはないと思われます。

ただ、ゲームの方はこの期間にも「ダイパリメイク」「ポケモン LEGENDS アルセウス」、そして最新作「スカーレット・バイオレット」と続いているので、この勢いで「新作劇場版アニメ→リアル脱出ゲーム新作公演」となってくれたら嬉しいですね。


というわけで、今回は「リアル脱出ゲーム×ポケモン」の歴史を振り返ってきました。ここまで読んでいただきありがとうございます!

まとめてみると、意外と多くの作品とコラボしていることに驚きましたが、みなさんの思い出に残っている作品・公演はありましたか?

よかったらシェアしてね!
目次